2020年3月、新型コロナウィルスによってフィリピンでの留学生受け入れが中断してから約2年半。
フィリピン国内の厳格なロックダウン政策により、実質的に外国人を多く受け入れていた語学研修もキャンセルや延期を余儀なくされました。
今回は、2022年秋時点でのフィリピンの雰囲気、フィリピン留学の現状についてお知らせします。
目次
フィリピン入国
2022年2月10日よりワクチン接種完了者の観光目的のフィリピン入国が認められています。
ビザ
(日本国籍)事前ビザ不要
*31日以上滞在する場合には現地で延長
入国条件
出発国出発日時から14日間以上前までに2回以上のワクチン接種が完了している者
*要ワクチン接種証明書取得
*ワクチン接種2回目以下の場合には出発国出発前48時間以内の陰性PCR検査結果を提示
航空会社
現在、フィリピン・マニラへの直行便は徐々にコロナ前の状況に戻りつつあります。
成田⇄マニラ
日本航空(1日1~2便)
ANA(1日1便)
フィリピン航空(1日1~2便)
*2022年12月15日よりジェットスター・ジャパンが再開予定
羽田⇄マニラ
日本航空(週4便)
ANA(1日1便)
フィリピン航空(1日1便)
中部(名古屋)⇄マニラ
フィリピン航空(1日1便)
セブパシフィック航空(週5便)
関西(大阪)⇄マニラ
フィリピン航空(1日1便)
セブパシフィック航空(週5便)
福岡⇄マニラ
フィリピン航空(1日1便)
セブパシフィック航空(週3便)
このようにマニラ発着便はほぼコロナ前の水準までフライトは再開しています。
*セブ発着便は週2便ほどに限られています。
Enderun College内
厳格なコロナ政策により、語学学校を含む教育機関で2年ほど対面授業が行われていませんでした。
2022年8月よりEnderun Colleges では高校・大学・Certificateプログラム・語学研修を含めた全てのプログラムで対面授業が再開されました。
*大学の一部授業は「対面授業」「オンライン授業」のハイブリットで授業提供しております。
外国人向けにフィリピン留学は再開したものの、キャンパス内では引き続きコロナ対策を行なっております。
マスク着用
全ての教員及び生徒の皆さんはキャンパス内ではマスク着用をお願いしております。
*運動時にはマスク着用なし
学生寮入寮者は到着日に抗原検査
学生寮へご入寮される方は到着日に必ず抗原検査(1500ペソ)を受けていただいております。陰性の場合には入寮が認められます。
街の雰囲気
マスク着用
2022年9月12日より、屋外でのマスク着用義務は撤廃されました。屋内及び交通機関利用時には引き続きマスク着用義務付けされていますのでご注意ください。
フェイスシールドなどの着用はなし
以前は交通機関を利用時にはマスクとフェイスシールドなど着用が必要でしたが、現在はマスク着用のみ必要となります。
観光施設でのワクチン接種証明書提示
観光施設やホテルの入り口ではワクチン接種証明書の提示を求められることが多くあります。日本のデジタルワクチン接種証明書提示でも証明となりますので、ご出発までに紙かデジタルのワクチン接種証明書をご取得ください。
店の営業時間
店の営業時間の制限などはほぼ撤廃されていましたが、まだ営業時間が短い店舗が多いです。グーグルマップなどに記載がある営業時間が異なる場合も多いので、利用時には事前に電話などで確認されることをお勧めします。
治安の悪化
厳格なコロナ政策のため、コロナ以前に比べてフィリピン経済は失速しています。Enderun Colleges のあるBGCは富裕層が多く住む地域なので治安はいいですが、マカティなどのエリアでは盗難被害が多く報告されています。外出時には財布や貴重品などの管理には気をつけましょう。
まとめ
フィリピンではコロナ感染者数も減少傾向にあり、感染しても重症化しづらい変異種になってからは政府としてはコロナ政策は緩和しつつあります。
2022年10月中には入国制限なども更に緩和されると発表されていますので、更にフィリピン留学しやすくなるかと思います。