Enderun Collegesを含む海外大学では日本のような筆記試験がなく、書類選考と面接で大学進学の合否が決定する場合も多くあります。
Enderun Collegesへ8月入学を希望する場合には、2~6月までに書類選考に必要な出願書類(高校の成績証明書、高校の教員からの推薦状、英語によるエッセイ、履歴書など)をご準備いただきます。出願が完了したのち、先着順で面接を行います。
今回は、海外大学進学に行われる面接についてご案内して行きます。
目次
面接は何を目的に行われるか?
面接は、「出願者のことをよく知る」ことを目的としています。
まず、「高校時代にどのような勉強してきたのか?」「大学ではどのような研究を行いたいか?」など出願者についての質問が行われます。この面接を通して、出願者の性格や目標設定などを理解するだけではなく、コミュニケーション力(対話力)なども確認します。この回答により、出願者がEnderun Collegesやフィリピンで適応できるかを判断致します。
また、同時に出願者の英語レベルを確認致します。Enderun Collegesの授業は全て英語で行われるため、英語での授業が理解できるか、授業内で意見を求められた時に受け答えできるのかを確認します。万が一、英語でのやりとりが大学が指定する基準に達していない場合には、条件付き入学などで合格することもございます。*条件付き入学とは、大学が求める英語レベル(IELTS6.0以上)に達するまで、語学研修と一部学部授業を受講することとなります。
面接はどのような形式?
Enderun Collegesに8月から入学するため、面接は出願書類を提出した後の2~6月以降に実施致します。
面接はEnderun Colleges、オンラインのどちらでご参加いただいても結構です。一度もキャンパスに行ったことのない出願者は、この面接の機会にフィリピンへとこうして大学や周辺環境を見に行き、大学のイメージを掴みましょう。
また、面接は大学のアドミッションオフィスの外国人留学生担当の職員によって行われます。面接は日本でイメージする圧迫面接とは異なり、30分ほどの気軽なフリートークになります。自然体で世間話をしながら、リラックスるした雰囲気で取り組んでください。
面接ではどのような質問されるか?
フリートークと言っても、短い時間で大学に適してる学生かどうか判断する質問が投げかけられます。
・なぜEnderun Collegesに入学希望ですか?
・Enderun Collegesで何を学びたいですか?
・Enderun Collegesでどのようなスキルを身につけたいですか?
・大学卒業後の夢を聞かせてください。
・自己紹介をしてください。
・自分の長所、短所を述べてください。
・好きな本、その本を選んだ理由を聞かせてください。
・あなたの尊敬する人は誰ですか?
・あなたの得意な教科、苦手な教科を教えてください。
・高校時代に達成したこと、失敗したことを教えてください。
質問は出願者の性格や大学生活についての質問が中心です。日本の面接では堅苦しいイメージではありますが、フリートークのスタイルに近いため、気持ちを楽に答えてください。
まとめ
Enderun Collegesでは書類選考後に面接があります。面接試験はあなた自身について聞かれることがほとんどですので、英語でのやりとりが少し苦手な方は、事前に回答を準備していくことをお勧めしております。出願後に先着順で面接を行いますので、面接の日程については決定しておりません。そのため、出願時には面接の準備(英語での回答)を終わらせておきましょう。